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1. 資金管理の全体像と「3口座構造」

このモデルの核心は、法人の運営費と利用者の資産を完全に切り離す「預り金分離モデル」にあります。

  • 法人運営口座: 職員の給与や事務所の経費など、法人の活動資金を管理します 。
  • 預り金管理口座: 利用者から預かった資金を「信託的」に管理する専用口座です 。
  • 支払専用口座: 施設や医療機関への振込・決済のみを行うための窓口口座です 。

2. クラウド財産管理(デジタル台帳)

一つの預り金口座の中に、複数の利用者の資金が混ざらないよう、システムで個別に管理しています。

  • 利用者別台帳: クラウド上で利用者A、B、Cと個別に残高を記録します 。
  • 一致の原則: 「実際の預り金口座の総残高」と「クラウド上の利用者別台帳の合計値」が常に一致していることを確認します 。

3. 内部統制とガバナンス(不正防止策)

勝手な出金ができないよう、厳格なプロセスが組まれています。

  • 支払承認フロー: 「担当者が入力」→「管理者が承認」→「振込実行」というステップを踏み、1人の判断で送金できない仕組みになっています 。
  • 監査と透明性: 四半期ごとに監査を行い、残高照合を実施します 。現在は毎月の監査を行っておりますが、一定資金を事前に預かることで四半期ごとの監査体制に移行する予定です。
  • 利用者への報告: 利用者本人に対して毎月収支報告を行うことで、外部に対する透明性を確保しています 。